塗膜を守りながら両面テープを剥がす

モールやバイザーを外したあとに残る両面テープのカスも処理、

トレーサーと言われるゴムを回転させて

両面テープの残った糊を消しゴムのように

剥がして行くのが一般的かと思いますが

トレーサー

トレーサーで強く削ると塗装まで傷めてしまうリスクがあるので

当店では、塗膜を守りながら除去する場合は使用しないようしており

傷を付けずに素早く除去するため、スチームを使って除去しています。

トレーサーのデメリット

  • 回転で擦る方式のため、塗装面に傷がつくことがある
  • 摩耗によって安定した仕上がりが出にくい
  • 塗装の傷んだ車輌には不向き

塗膜を守る両面テープ除去法

スチームクリーナー+オリジナルゴムヘッドを使用。

  • スチームで両面テープを柔らかく加熱
  • ゴム製のヘッドで塗装を傷めないよう擦り取る
  • 残った僅かな糊はアルコール系クリーナーで拭き取り

 

スチーム除去のメリット

  • 熱と柔らかい素材で剥がすため、塗装を傷めにくい
  • 再塗装車や高年式車にも安心して対応可能
  • 無理に擦らないので仕上がりがきれい

 

まとめ

地味ですが仕上がり、作業スピードに差が出る

「スチーム両面テープ剥がし」

トヨタのモデリスタなど、ほとんど両面テープで付いている感じで

再取り付けや加工の際には必須アイテムです。

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